結婚指輪はプラチナ?ゴールド?シンプル派が後悔しない選び方

未分類
  1. 指輪売り場で立ち止まる、あの瞬間
  2. 結婚指輪はプラチナ?ゴールド?迷う人が多い理由
  3. プラチナの結婚指輪|後悔する人・しない人の分かれ道
    1. プラチナで後悔しやすいケース
  4. ゴールドの結婚指輪|おしゃれか後悔かは“選び方”で決まる
    1. ゴールドで後悔する人の多くが抱える違和感
  5. シンプルな結婚指輪が「つまらない」と感じる瞬間
    1. 「つまらない」と感じる瞬間①:誰かの指輪と比べたとき
    2. 「つまらない」と感じる瞬間②:指輪が生活に溶け込みすぎたとき
    3. 「つまらない」と感じる瞬間③:気持ちが少し疲れているとき
    4. シンプルな指輪が「つまらない」と感じるのは、悪いことじゃない
  6. シンプル派が後悔しない結婚指輪の選び方【5つの視点】
    1. 視点①|10年後の自分の手を、ちょっと本気で想像してみる
    2. 視点②|生活の中で「指輪を見る瞬間」を思い出す
    3. 視点③|「足す余白」があるかどうかを楽しむ
    4. 視点④|夫婦で「選んだ理由」を言葉にしてみる
    5. 視点⑤|「無難」を理由にしなかった自分を、信じてあげる
  7. シンプル派が後悔しない結婚指輪の選び方【5つの視点】
    1. 視点①|10年後の自分の手を、ちょっと本気で想像してみる
    2. 視点②|生活の中で「指輪を見る瞬間」を思い出す
    3. 視点③|「足す余白」があるかどうかを楽しむ
    4. 視点④|夫婦で「選んだ理由」を言葉にしてみる
    5. 視点⑤|「無難」を理由にしなかった自分を、信じてあげる
  8. 結婚指輪は「一生変えないもの」じゃなくていい
  9. 最後に|この文章を書いた私の立場について

指輪売り場で立ち止まる、あの瞬間

指輪売り場のガラスケースの前で、
ふたり同時に、言葉を失った——。

この光景を、私は何度も見てきました。
結婚相談所で、ブライダルの現場で、そして夫婦カウンセリングの相談室で。

キラキラと整列する指輪たちは、どれも美しい。
けれど、その輝きが強くなるほど、
人の心は不思議と、内側へと沈んでいきます。

「一生使うものだからね」

その一言が出た瞬間、
“一生”という言葉が、急に現実味を帯びて胸に落ちてくる。

シンプルが好き。
派手なものは、きっと私たちらしくない。

理屈では、もう答えは出ているはずなのに。
それでも、ふと胸の奥をよぎる不安があります。

「無難を選んで、あとから後悔しないだろうか」

私はこれまで、1,000組以上の成婚と、
数えきれないほどの「結婚後の後悔」に立ち会ってきました。

その中で、はっきりと言えることがあります。
結婚指輪で後悔する人は、
素材を間違えた人ではありません。

結婚指輪は、宝石ではありません。
見せるためのものでも、評価されるためのものでもない。
これからの人生に、そっと添え続ける沈黙の約束です。

この記事では、
「プラチナか、ゴールドか」という表面的な答えではなく、
シンプル派のあなたが、何年経っても後悔しない選び方を、
現場と心理の両方から、丁寧にお話ししていきます。

結婚指輪はプラチナ?ゴールド?迷う人が多い理由

結婚指輪を選ぶ場面で、
多くのカップルが、まるで足元に見えない境界線があるかのように立ち止まります。

「プラチナが王道って聞くけど……」
「ゴールドって、結婚指輪としてどうなんだろう」

この言葉を、私は何百回も耳にしてきました。
成婚カウンセラーとして、ブライダルの現場で、
そして結婚後の悩みを聞く相談室で。

はっきりお伝えします。
この迷いは、知識不足でも、優柔不断でもありません。

むしろその逆。
結婚を、人生として真剣に考えている人ほど、ここで迷います。

なぜなら、結婚指輪には、無意識のうちに次のような意味が重ねられているからです。

  • 決して安い買い物ではないという現実
  • 「一生身につけるもの」という象徴性
  • 選び直せない気がしてしまう心理的圧力

これらが重なったとき、人は自然と
「失敗しない選択」を探し始めます。

すると心の中に浮かび上がるのが、

「みんなが選んでいるもの」
「昔からの定番」
「間違いがなさそうなもの」

そうして辿り着くのが、
プラチナか、ゴールドかという、分かりやすい二択です。

でも、本質はそこではありません。
多くの人が本当に恐れているのは、
素材選びそのものではないのです。

「この選択をした自分を、
数年後も、胸を張って肯定できるだろうか」
——その一点に、迷いの正体があります。

結婚指輪選びは、
センスや知識のテストではありません。

これからの人生に、どんな覚悟と納得を持って進むのか。
その問いが、たまたま「指輪」という形で表に出ているだけなのです。

プラチナの結婚指輪|後悔する人・しない人の分かれ道

プラチナは、結婚指輪の王道と呼ばれます。

私自身も、結婚指輪を選ぶとき、
真っ先に手に取ったのがプラチナでした。

白く、落ち着いた輝き。
変色しにくく、希少性が高い。
冠婚葬祭や年齢を問わず使える安心感。

頭では、
「これを選んでおけば間違いない」
そう分かっていたのです。

たしかに、理屈だけ見れば優等生。
成婚アドバイザーとして多くの指輪を見てきた私にとっても、
プラチナは“説明しやすい正解”でした。

それでも——
実際に指にはめた瞬間、
胸の奥で、ほんの小さな引っかかりを覚えたのを、今でもはっきり覚えています。

「悪くはない。でも、心が動いていない」

これは、私自身が感じた感覚であり、
その後、相談者の方から何度も聞いた言葉でもあります。

プラチナが悪いわけではありません。
後悔の原因は、素材ではなく、
“なぜそれを選んだのか”を、自分の言葉で持てていなかったことにあります。

プラチナで後悔しやすいケース

  • 「みんなが選んでいるから」という安心感だけで決めた
  • 本当は別の素材に心が動いていたのに、打ち消してしまった
  • 結婚後の生活(仕事・家事・年齢の変化)を想像しきれていなかった

一方で、プラチナを選んで心から満足している人たちは、
驚くほど、言葉がはっきりしています。

「派手じゃなくていい。
毎日の生活の中で、
この静かな存在感が、私たちらしいと思った」

こう語れる人は、
プラチナの控えめな強さを、感覚として理解しています。

プラチナは、主張しません。
だからこそ、どんな生き方を選ぶかが、そのまま映る素材なのです。

“無難”かどうかではなく、
自分の人生に、ちゃんと納得して選んだか。
その差が、後悔する人と、しない人を分けていきます。

ゴールドの結婚指輪|おしゃれか後悔かは“選び方”で決まる

正直に言います。

ゴールドの結婚指輪を見たとき、
私は毎回、少しだけ胸が高鳴ります。

「結婚指輪としてどうなんだろう?」
そんな不安の声が多いのも、もちろん知っています。

でも同時に、
「選ぶ人の顔が、いちばん輝くのがゴールドだ」
という場面を、何度も見てきました。

最近のゴールドは、本当に表情が豊かです。

イエローゴールドのあたたかさ。
ピンクゴールドのやわらかさ。
ホワイトゴールドの、さりげない洗練。

指にはめた瞬間、
「あ、これ好きかも」
と、声が一段明るくなる人が多いのも、この素材です。

肌になじみやすく、
年齢を重ねるほど“似合ってくる”感覚がある。

私はこれを、
ゴールドは“人生と一緒に育つ指輪”
だと思っています。

それでも後悔の声が出るとしたら——
原因は、色でも、おしゃれでもありません。

ゴールドで後悔する人の多くが抱える違和感

  • テンションが上がりすぎて、生活との相性を想像しなかった
  • 小さな傷や色の変化を「失敗」と感じてしまった
  • 「人からどう見られるか」を気にしすぎてしまった

特に多いのが、
「好きだったはずなのに、不安になってしまった」
というケースです。

でも、それって本当に“後悔”でしょうか。

私はそうは思いません。

ゴールドは、少しだけ主張のある素材です。
だからこそ、周囲の声が気になる人ほど揺れやすい

一方で、心から満足している人たちは、
驚くほど楽しそうに、こう言います。

「この色を見ると、
“私たちは私たちでいいんだ”って思えるんです」

この言葉を聞くたび、
私は内心、ガッツポーズをしています。

ゴールドは、少しだけ個性がにじむ素材。
でもその分、
「選んだ」という実感と誇りを、強く残してくれる

無難じゃなくていい。
正解っぽくなくていい。

「これが好き」
その気持ちに、ちゃんと責任を持って選んだ人ほど、
ゴールドの結婚指輪は、驚くほど長く愛され続けます。

おしゃれか、後悔か。
その分かれ道は、素材ではなく、
“自分の気持ちを信じきれたかどうか”なのです。


この続きで書く内容(次章予告)

  • シンプルな結婚指輪が「つまらない」と感じる瞬間
  • シンプル派が後悔しない結婚指輪の選び方【5つの視点】
  • 結婚指輪は“一生変えないもの”じゃなくていい

シンプルな結婚指輪が「つまらない」と感じる瞬間

シンプルな結婚指輪を選んだ人ほど、
ある日、ふと胸の奥がざわつく瞬間があります。

それは、買った直後ではありません。
結婚したての幸せな時期でもありません。

少し生活が落ち着いてきた頃。
指輪が「特別な存在」から「当たり前の存在」へ変わった、その瞬間です。

私はこの感覚を、
自分自身でも、そして多くの相談者の言葉でも、何度も味わってきました。

「あれ……?」
「なんだか、ちょっと物足りないかも」

そう思った自分に、
罪悪感を覚える人も少なくありません。

だってこれは、
自分で選んだ、結婚指輪なのだから。

でも、安心してください。
その違和感は、あなたのわがままでも、失敗でもありません。


「つまらない」と感じる瞬間①:誰かの指輪と比べたとき

友人の結婚式。
同僚とのランチ。
SNSで流れてきた写真。

そこで、ふと目に入る他人の指輪。

「あ、可愛い」
「ちょっと華やかでいいな」

その瞬間、
自分の指輪を見て、こう思ってしまう。

「……私の、地味じゃない?」

ここで大切なのは、
あなたがシンプルを間違えたのではない、ということ。

人は、
“幸せそのもの”より、“幸せそうに見えるもの”に心を揺らされる
生き物なのです。

比べてしまった自分を責める必要はありません。
それは、ごく自然な反応です。


「つまらない」と感じる瞬間②:指輪が生活に溶け込みすぎたとき

毎日つけて、
家事をして、仕事をして、眠る。

いつの間にか、
指輪をしていることすら意識しなくなる。

これは、実はとても良い状態です。
指輪があなたの生活に、ちゃんと馴染んだ証拠。

でも同時に、
「ドキドキ」が消えてしまった
と感じる人もいます。

あのとき、選んだ日の高揚感。
ケースを開けた瞬間のときめき。

それが日常に溶けていくと、
「シンプルすぎたのかな」という疑問に変わるのです。

これは、
結婚が“イベント”から“生活”に変わったサインでもあります。


「つまらない」と感じる瞬間③:気持ちが少し疲れているとき

仕事が忙しい。
夫婦の会話が減った。
なんとなく、自分に余裕がない。

そんなとき、
人は無意識に「外側」に刺激を求めます。

その矛先が、
たまたま結婚指輪だっただけ。

「もっとキラキラしたものを選べばよかったのかな」
「シンプルすぎたのかも」

でも実際は、
指輪ではなく、
自分の気持ちが少し疲れているだけ
というケースも、とても多いのです。


シンプルな指輪が「つまらない」と感じるのは、悪いことじゃない

私は、この相談を受けるたびに、こう思います。

「ちゃんと時間が流れている証拠だな」

何も感じなくなるより、
違和感を言葉にできる方が、ずっと健全です。

シンプルな結婚指輪は、
感情を上書きしてくることがありません。

だからこそ、
そのときの自分の心が、そのまま映る

つまらないと感じたなら、
それは「何かを足したい」というサイン。

それは、
指輪かもしれないし、
時間かもしれないし、
会話かもしれない。

次の章では、
シンプル派が後悔しないために、選ぶとき・選んだあとに意識してほしい視点
を、具体的にお話しします。

シンプルは、間違いじゃない。
扱い方次第で、何度でも「好き」に戻れる選択なのです。

シンプル派が後悔しない結婚指輪の選び方【5つの視点】

ここまで読んでくださったあなたなら、
もう気づいているかもしれません。

シンプルな結婚指輪が向いていない人なんて、ほとんどいない。
ただ、「選び方」を知らなかっただけ。

このパートを書くの、
正直に言って、私はかなりワクワクしています。

なぜならここは、
「後悔しないための注意点」ではなく、
「これからもっと好きになるための視点」

だからです。

難しいことは言いません。
でも、この5つを知っているかどうかで、
結婚指輪との付き合い方は、本当に変わります。


視点①|10年後の自分の手を、ちょっと本気で想像してみる

これ、ぜひやってほしいんです。

今の自分じゃなくていい。
10年後、少し大人になった自分の手。

仕事のあとかもしれないし、
家事の合間かもしれない。

その手に、
この指輪は自然に馴染んでいますか?

私はこれを想像した瞬間、
「あ、シンプルって強いな」と思いました。

派手さはなくても、
時間を重ねた手に似合うものは、
実はとても少ない。

シンプルな指輪は、
未来の自分に、ちゃんと席を空けてくれる選択です。


視点②|生活の中で「指輪を見る瞬間」を思い出す

結婚指輪って、
一日中、じっと眺めるものじゃありません。

ふとした瞬間に、
ちらっと視界に入る。

スマホを持ったとき。
コーヒーを飲むとき。
電車の中でぼーっとしたとき。

そのとき、
「あ、好きだな」って思えるかどうか。

シンプルな指輪は、
主張しない分、
こういう瞬間の満足度が、意外と高い。

私はこれを、
静かにテンションが上がる指輪
と呼んでいます。


視点③|「足す余白」があるかどうかを楽しむ

シンプルな指輪の、
私がいちばん好きなところ。

それは、
あとから、いくらでも物語を足せるところです。

記念日の重ね付け。
節目で選ぶ一本。
あるいは、気持ちの変化。

シンプルな指輪は、
完成形じゃありません。

「これからどうしていこうか」
と、夫婦で話せる余白がある。

そう思うと、
指輪選びが一気に楽しくなりませんか?


視点④|夫婦で「選んだ理由」を言葉にしてみる

これ、かなり大事です。

「なんでこれにしたんだっけ?」
あとから、ちゃんと答えられるかどうか。

高かったから、でもいい。
似合ってたから、でもいい。

でもできれば、
ふたりの言葉で残してほしい。

理由が言葉になると、
指輪はただの物じゃなくなります。

私は、
ここがいちばんワクワクするポイントだと思っています。


視点⑤|「無難」を理由にしなかった自分を、信じてあげる

最後に、これだけは伝えたい。

シンプルを選んだあなたは、
手抜きでも、妥協でもありません。

考えた人です。

悩んで、迷って、想像して、
それでも選んだ。

そのプロセス自体が、
もう立派な選択。

結婚指輪は、
完璧じゃなくていい。

「これでよかった」と、何度でも思い直せる。
それが、シンプル派の最大の強さです。


次は、
「結婚指輪は“一生変えないもの”じゃなくていい」
という、ちょっと気持ちが軽くなる話をします。

ここまで一緒に考えてきたあなたなら、
きっと、もっと自由に選べるようになっています。

シンプル派が後悔しない結婚指輪の選び方【5つの視点】

ここまで読んでくださったあなたなら、
もう気づいているかもしれません。

シンプルな結婚指輪が向いていない人なんて、ほとんどいない。
ただ、「選び方」を知らなかっただけ。

このパートを書くの、
正直に言って、私はかなりワクワクしています。

なぜならここは、
「後悔しないための注意点」ではなく、
「これからもっと好きになるための視点」

だからです。

難しいことは言いません。
でも、この5つを知っているかどうかで、
結婚指輪との付き合い方は、本当に変わります。


視点①|10年後の自分の手を、ちょっと本気で想像してみる

これ、ぜひやってほしいんです。

今の自分じゃなくていい。
10年後、少し大人になった自分の手。

仕事のあとかもしれないし、
家事の合間かもしれない。

その手に、
この指輪は自然に馴染んでいますか?

私はこれを想像した瞬間、
「あ、シンプルって強いな」と思いました。

派手さはなくても、
時間を重ねた手に似合うものは、
実はとても少ない。

シンプルな指輪は、
未来の自分に、ちゃんと席を空けてくれる選択です。


視点②|生活の中で「指輪を見る瞬間」を思い出す

結婚指輪って、
一日中、じっと眺めるものじゃありません。

ふとした瞬間に、
ちらっと視界に入る。

スマホを持ったとき。
コーヒーを飲むとき。
電車の中でぼーっとしたとき。

そのとき、
「あ、好きだな」って思えるかどうか。

シンプルな指輪は、
主張しない分、
こういう瞬間の満足度が、意外と高い。

私はこれを、
静かにテンションが上がる指輪
と呼んでいます。


視点③|「足す余白」があるかどうかを楽しむ

シンプルな指輪の、
私がいちばん好きなところ。

それは、
あとから、いくらでも物語を足せるところです。

記念日の重ね付け。
節目で選ぶ一本。
あるいは、気持ちの変化。

シンプルな指輪は、
完成形じゃありません。

「これからどうしていこうか」
と、夫婦で話せる余白がある。

そう思うと、
指輪選びが一気に楽しくなりませんか?


視点④|夫婦で「選んだ理由」を言葉にしてみる

これ、かなり大事です。

「なんでこれにしたんだっけ?」
あとから、ちゃんと答えられるかどうか。

高かったから、でもいい。
似合ってたから、でもいい。

でもできれば、
ふたりの言葉で残してほしい。

理由が言葉になると、
指輪はただの物じゃなくなります。

私は、
ここがいちばんワクワクするポイントだと思っています。


視点⑤|「無難」を理由にしなかった自分を、信じてあげる

最後に、これだけは伝えたい。

シンプルを選んだあなたは、
手抜きでも、妥協でもありません。

考えた人です。

悩んで、迷って、想像して、
それでも選んだ。

そのプロセス自体が、
もう立派な選択。

結婚指輪は、
完璧じゃなくていい。

「これでよかった」と、何度でも思い直せる。
それが、シンプル派の最大の強さです。


次は、
「結婚指輪は“一生変えないもの”じゃなくていい」
という、ちょっと気持ちが軽くなる話をします。

ここまで一緒に考えてきたあなたなら、
きっと、もっと自由に選べるようになっています。

結婚指輪は「一生変えないもの」じゃなくていい

結婚指輪は、一生変えないもの。
そう信じている人は、今もとても多いと感じます。

実際、私がブライダル業界に入った頃は、
「一度買ったら、買い替えるなんて考えもしない」
それが当たり前の価値観でした。

でも、成婚アドバイザーとして多くの夫婦を見送り、
その後の人生相談や夫婦関係の悩みにも長く関わってきた今、
私ははっきりと、こう思っています。

結婚指輪を“変えないこと”よりも、
変化を許せる夫婦であることのほうが、ずっと大切だ。


人生は、想像以上に動きます。

仕事が変わる。
住む場所が変わる。
体型が変わる。
価値観も、少しずつ更新されていく。

それは、
結婚がうまくいっている証拠でもあります。

実際に、私のもとに届く相談の中には、
こんな声が少なくありません。

「指輪がきつくなってきた」
「今の生活だと、少し扱いづらい」
「当時は好きだったけど、今の自分にはしっくりこない」

これを聞いて、
「失敗したのかな」と感じる人もいます。

でも私は、いつもこうお伝えしています。

それは失敗ではなく、
ちゃんと人生を歩いてきた結果です。


事実として、
結婚指輪は「変えられないもの」ではありません。

サイズ直しもできる。
リフォームもできる。
節目で新しい指輪を選ぶ夫婦も、年々増えています。

私自身、
結婚生活の中で価値観が揺れ、
「このままでいいのかな」と立ち止まった経験があります。

そのときに救いになったのは、
形よりも、話し合える関係が残っていたことでした。

指輪をどうするか。
買い替えるか、直すか、外す時間を作るか。

その話し合い自体が、
夫婦の現在地を確認する時間になります。


結婚指輪を「一生変えないもの」にしてしまうと、
人は無意識に、
変わってはいけない自分や相手を作ってしまいます。

でも、結婚生活に必要なのは、
正しさよりも、更新です。

今の自分たちに合っているか。
今の生活に、無理をさせていないか。

そうやって見直せることこそ、
長く続く結婚の土台になります。

結婚指輪は、
覚悟の証ではあります。

でもそれは、
「変わらない」という覚悟ではなく、
「変わりながら続けていく」という覚悟
であっていい。

一度選んだ指輪に、
何度でも意味を重ね直せる。

それは、とても成熟した選択だと、
私は本気で思っています。


最後に|この文章を書いた私の立場について

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

私はこれまで、
結婚相談所の成婚アドバイザーとして、1,000人以上の人生の節目に立ち会い、
ブライダル業界の内側で「選ばれる理由」と「後悔が生まれる瞬間」を見てきました。

同時に、夫婦カウンセリングの現場では、
結婚後にすれ違い、迷い、
「こんなはずじゃなかった」と口にする人たちの声も、数えきれないほど聞いてきました。

そして何より、
私自身もまた、恋愛結婚をし、価値観の衝突に悩み、
「この関係をどう続けるか」と本気で立ち止まった経験があります。

だから私は、
結婚指輪を「幸せの象徴」としてだけ語ることができません。

それは、
うまくいっている時だけでなく、
迷う時も、疲れる時も、
それでも日常に寄り添い続けるものだからです。

この記事でお伝えしたかったのは、
プラチナが正解か、ゴールドが正解か、
シンプルが良いか、華やかが良いか、という話ではありません。

「選んだあとも、自分を責めなくていい選び方がある」
そのことを、どうしても伝えたかったのです。

結婚は、ゴールではありません。
物語が始まる場所です。

指輪は、その物語の中で、
静かに、長く、そばにいる存在。

この記事が、
あなたが自分たちらしい選択を信じる、
小さな後押しになっていたら、これ以上うれしいことはありません。

結婚専門ライター/夫婦関係ナビゲーター
朝霧 結衣

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