朝の光が、カーテンの隙間からすべり込んで、
ふと、あなたの薬指の上に落ちる――そんな瞬間があります。
指輪をまだ持たない手でも、なぜかそこだけが少しだけ熱を持っているように感じる。
「ここに、これからの人生が通るんだ」と、身体のほうが先に知ってしまうみたいに。
けれど、現実はいつも優しくありません。
指輪を選ぼうとした途端、心に小さな棘が立つ。
「結婚指輪って、値段はいくらが正解?」
高すぎても不安。安すぎても不安。誰にも正解を聞けない。
私はこれまで、結婚相談所の成婚アドバイザーとして1,200人以上の選択に寄り添い、
ブライダルの現場で「成婚心理」や意思決定のプロセスを見続け、夫婦問題カウンセリングの現場では
お金のすれ違いが、愛情の誤解に変わっていく瞬間も数えきれないほど見てきました。
結婚指輪は、たしかに“愛の象徴”です。
でも同時に、ふたりの暮らしを守るための“お金の象徴”でもある。
ここで無理をすると、のちの家計で苦しくなる。
ここで言えないことがあると、のちの結婚生活でも言えなくなる。
この記事で解決できること
- 結婚指輪の値段と相場(平均はどれくらい?相場から外れると後悔する?)
- 誰が買うのが多いのか(男性負担/折半/収入比率…今どきの現実)
- お返しは必要か(婚約指輪との違い・マナーの結論)
- 後悔しない予算の決め方(未来設計から逆算する、お金のやさしいルール)
相場は、あなたを縛るための数字ではありません。
迷いをほどくための「地図」です。
その地図を一緒に広げて、ふたりの答えにたどり着きましょう。
結婚指輪の値段と相場|平均はいくら?

結婚指輪の「相場」を調べる人は、だいたい同じところで胸がきゅっとします。
指輪の金額が、ふたりの愛の“採点”みたいに感じてしまう瞬間があるから。
でも本当は、ここは採点じゃない。すり合わせの入り口です。
このパートで扱う「当事者の悩み」
- 「30万円って普通? うちは背伸び?」
- 「プラチナじゃないと“結婚指輪感”がない?」
- 「ブランドにするか、品質にするかで揉める」
- 「“払う人”が決まらず、空気が悪くなる」
結婚指輪の平均価格(男女別・ペア)
まずは相場の“地図”から。ゼクシィの結婚トレンド調査(首都圏版)の解説ページでは、結婚指輪(2人分)の平均購入金額が購入方法別に示されています。
統計(目安):結婚指輪(2人分)の平均購入金額
| 購入方法 | 平均購入金額(2人分) |
|---|---|
| 既製品 | 31万4000円 |
| セミオーダー | 30万5000円 |
| フルオーダー | 35万円 |
当事者の相談①:「平均って、うちの正解ですか?」
これは、私がいちばん多く受けてきた質問です。
でもね、平均は「安心材料」にはなるけれど、「正解」にはなりません。
平均に合わせた結果、新生活の家具家電や引っ越し費用で一気に苦しくなったカップルもいますし、
逆に平均より抑えたのに、アフターサービスを重視して大満足で暮らしている夫婦もいます。
平均は「世間の地図」。正解は「ふたりの暮らし」から逆算して決める。
指輪は“購入”ですが、家計は“継続”です。
素材別の価格差(プラチナ・ゴールド)
次に揉めやすいのが、素材です。
素材選びは「価格」よりも、毎日の使い方と将来のメンテナンスが本質になります。
当事者のトラブル②:「プラチナじゃないと非常識?」問題
義母のひと言で揉めた、という相談が実は少なくありません。
「結婚指輪はプラチナでしょ?」――悪気のない“常識”が、ふたりの選択を縛ってしまう。
でも、結婚指輪は誰かの評価ではなく、あなたの生活で使う道具です。
見た目よりも、傷のつきやすさ/サイズ直し/アフターの条件を先に確認しておくほうが、後悔が減ります。
“揉めない素材選び”の質問テンプレ
- 「普段、手をどれくらい使う?」(仕事・家事育児)
- 「5年後、サイズ直しの可能性は?」(体型変化・妊娠出産)
- 「傷や変形が気になるタイプ?」(性格の相性チェック)
- 「アフターは何が無料で、何が有料?」(条件を言語化)
ブランドでどれくらい変わる?
ブランド差で起きる問題は、実は「値段」そのものではありません。
“何にお金を払っているのか”の理解がズレたときに、揉めます。
当事者のトラブル③:「ブランド=見栄」論争
「ブランドは見栄だよね?」
「一生ものなんだから、好きなところで買いたい」
——このすれ違い、指輪の話に見えて、実は“安心の買い方”の違いです。
ブランド重視の人は「保証・品質のばらつきが少ない・体験価値」を買っている。
価格重視の人は「将来の家計余白・合理性」を守ろうとしている。
つまり、どちらも“正しい”。ただ、守りたいものが違うだけです。
揉めないための合意ポイント(実務で効いた順)
- 上限予算を先に決める(例:ペアで◯万円まで)
- その上限内で「ブランド1店舗+工房1店舗」など比較ルールを作る
- アフター条件(サイズ直し・仕上げ直し・保証期間)を同じ目線でチェック
- 最後は「着けたときの安心感」を言葉にして決める
「30万円は高い?」— 迷いの正体を、ひとつ言語化します
多くのカップルが「30万円」を境目に苦しくなるのは、数字に“意味”を背負わせてしまうからです。
「30万円=ちゃんとしてる」「30万円以下=ケチと思われる」…そんな“見えない評価”が頭をよぎる。
これは心理学で知られるアンカリング(anchoring bias)のように、最初に見た基準(相場)に判断が引っ張られる現象とも相性がいい。
だから私はいつも、質問を変えます。
「30万円は高い?」ではなく、
「この金額は、ふたりの生活に優しい?」
もし今、「高いかも…」と感じているなら、あなたの感覚は正常です。
その感覚は、未来の家計を守るアラームでもあります。
逆に「ここは大事に使いたい」と思うなら、それもまた未来を照らす優先順位です。
指輪は“買い物”でも、決め方は“夫婦の会話”です。
ここで対話できたふたりは、家計も、住まいも、子どものことも、ちゃんと話せるようになります。
当事者のトラブル④:「払う人が決まらない」問題
あるある
「俺が出すよ」「いや、折半でいいよ」——優しさの応酬が、なぜかぎこちなくなる。
本音はそれぞれ違うのに、気遣いが邪魔をして言えない。
そのまま決めると、後で小さな不満が残ることも。
解決策
- まず上限予算を合意(例:ペアで◯万円まで)
- 次に負担ルールを明文化(折半/収入比率/共通口座)
- 最後に感謝の言語化(「出してくれて当然」を作らない)
安心の着地
支払い方は“正解”より“合意”。
ルールを言葉にできたふたりは、家計管理でも迷いにくくなります。
当事者のトラブル⑤:「義両親の価値観が強い」問題
あるある
「うちの家は昔からこう」「ちゃんとしたブランドで」——悪気のない一言が、胸に刺さる。
ふたりの決定権が、いつの間にか揺らいでしまう。
解決策
- 先にふたりの合意を固める(予算・素材・ブランド軸)
- 両親には「報告」にとどめる(相談ではなく共有)
- 反対意見は「ありがとう」で受け止め、決定は変えない
安心の着地
結婚は“家と家”でもありますが、
指輪を毎日つけるのは、あなたたちです。
主語を「ふたり」に戻せたとき、選択はぶれません。
当事者のトラブル⑥:「安く買ったら後悔する?」不安
あるある
予算を抑えた途端、「ケチったと思われない?」「一生ものなのに大丈夫?」と不安になる。
SNSの豪華な写真が、心をざわつかせる。
解決策
- 価格ではなく品質基準を確認(素材・刻印・保証)
- 「なぜこの価格にしたか」をふたりで言語化
- 浮いた分の予算を未来の目標に回す(旅行・貯蓄)
安心の着地
安さは罪ではありません。
「考えて選んだ」という事実が、後悔を防ぎます。
当事者のトラブル⑦:「勢いで決めてしまった」後悔
あるある
ショップの雰囲気、限定特典、今日だけの割引。
高揚感のまま契約し、帰宅後に「本当にこれでよかった?」と揺れる。
解決策
- 即決せず一晩置くルールを持つ
- 写真を撮って、日常服での相性を想像する
- 契約前にキャンセル規定を確認
安心の着地
ときめきは大事。でも結婚は長距離走。
一晩の冷静さが、何十年の安心をつくります。
結婚指輪は誰が買う?今どきカップルのお金事情

ここ、実はめちゃくちゃ盛り上がるポイントです。
指輪選びよりも先に、空気がピリッとする瞬間。
「で、これって誰が払うの?」
私はこれまで1,200人以上の成婚サポートをしてきましたが、
正直に言います。
結婚指輪の支払い方は、結婚生活の予告編です。
支払いの会話ができるカップルは、
家計も、住まいも、子どものことも、ちゃんと話せる。
昔の常識「男性負担」
ひと昔前は、ほぼ自動的にこうでした。
「男性が女性の指輪を買う」
“男が見栄を張る”文化。
“甲斐性を見せる”文化。
そこにロマンを感じる女性も確かにいます。
でも、私は声を大にして言いたい。
時代は、変わっています。
共働きが当たり前になり、
女性の収入もキャリアも当たり前に存在する時代。
それなのに「なんとなく男性負担」にすると、
どこかに小さな違和感が残ることがあるんです。
私が見てきた中で多いのは、
「払った側」が後からモヤモヤするケース。
そして「払ってもらった側」が、なぜか罪悪感を抱えるケース。
支払いは“優しさ”でもありますが、
同時に“力関係”の象徴にもなり得ます。
折半・収入比率分担という選択
今どきカップルの主流は、こちら。
- きっちり折半
- 収入比率で6:4などに分担
- 共通口座から支払い
私はこの流れ、すごく健全だと思っています。
なぜなら、
「対等でいたい」という意思表示だから。
以前サポートしたカップルで、こんな会話がありました。
彼「全部出そうか?」
彼女「ううん、一緒に払いたい。これは“私たちの指輪”だから。」
私はその瞬間、心の中で拍手しました。
これ、最高なんです。
お金を一緒に出す=責任を一緒に持つ。
これ、結婚の本質そのものです。
揉めるカップルの特徴
では逆に、揉めるカップルの共通点。
- 本音を言わない
- 「察してほしい」が多い
- お金の話を“下品”だと思っている
実際にあった相談です。
一次情報風・相談事例
彼は年収が高く、なんとなく全額負担。
彼女は「ありがとう」と言ったものの、心のどこかで引け目を感じる。
数ヶ月後、家電購入のとき彼が一言。
「指輪も俺が払ったしさ…」
——空気が、凍りました。
これ、指輪の問題じゃないんです。
お金の価値観は、結婚生活の縮図。
支払う=偉い
払ってもらう=弱い
そんな無意識がある限り、どこかで歪みが出ます。
逆に言えば、ここで本音を言えたふたりは強い。
「私はこう思ってる」
「僕はこう感じてる」
それをぶつけ合えた瞬間、
指輪はただの金属から、
“対話の証”に変わります。
私は何度もその瞬間を見てきました。
支払いの話で本気で向き合ったカップルは、
なぜかその後、どんどん絆が強くなるんです。
結婚指輪は、誰が買うか?
その答えは一つじゃない。
でもひとつだけ確かなことがあります。
“どう決めたか”が、これからの夫婦をつくる。
結婚指輪にお返しは必要?本当のマナー

「結婚指輪って、お返しは必要ですか?」
この質問、私はこれまで何百回も受けてきました。
ブライダル業界、結婚相談所、そして夫婦カウンセリングの現場。
そのすべてを横断してきた私の結論は、シンプルです。
結婚指輪に「お返し」は、基本的に必要ありません。
ただし——。
そう言い切る前に、きちんと背景を整理しましょう。
マナーは感情よりも、歴史と構造を知ることで、迷いが消えます。
婚約指輪との違い
まず、混同されやすいのが婚約指輪との違いです。
婚約指輪
- 原則として男性から女性へ贈る
- 「結婚の約束」の証
- 高額になりやすい
- そのため“半返し”文化が存在する
一方で——
結婚指輪
- ふたりで交換する
- 対等な契約の象徴
- “贈り物”というより“共同購入”の性質
ここが決定的な違いです。
婚約指輪は「一方向」、結婚指輪は「双方向」。
つまり、構造上、結婚指輪に“お返し”という概念は本来存在しないのです。
お返しが不要な理由
では、なぜこんなに迷いが生まれるのでしょうか。
それは、「もらったら返す」という日本の贈答文化が無意識に働くからです。
でも、結婚指輪は「もらう」ものではありません。
一緒に選び、交換するもの。
だから本来、返す必要はない。
もう最初から“お互い様”なのです。
私は現場で、こんなケースを見てきました。
一次情報的エピソード
彼が全額負担。
彼女は「何かお返ししなきゃ」と高級時計を購入。
結果、予算が膨らみ、新生活の貯金が減る。
数ヶ月後、「あの時計、本当に必要だった?」という空気が漂う。
お返しをしたことが悪いのではありません。
“不安から選んだ”ことが、あとを引くのです。
それでも気になる人へ
ここまで読んでも、
「でも、何か形にしたい」と思うあなたへ。
その気持ち、とても素敵です。
感謝を表現したい人は、結婚生活でもちゃんと愛を育てます。
私がすすめる“軽やかな選択肢”
- 高額ではなく、思い出になる体験ギフト
- 手紙を添える
- 「ありがとう」を言葉で伝える
私は本気で思っています。
高価な“物”よりも、
心からの「ありがとう」のほうが、ずっと長持ちする。
結婚は、贈答のバランスゲームではありません。
“貸し借りゼロ”の関係を築くスタート地点です。
形式より、関係性。
マナーに縛られて不安になるより、
ふたりの納得で笑える選択を。
そのほうが、ずっと健やかな結婚になります。
後悔しない結婚指輪のお金の話

ここからは、少し本気の話をします。
ロマンよりも、現実よりも、もっと大事なこと。
「その指輪、未来の自分が笑っていますか?」
私はこれまで、成婚アドバイザーとして1,200組以上を見届け、
夫婦カウンセラーとして“お金のすれ違い”が愛情を削っていく瞬間も数えきれないほど見てきました。
結婚指輪で後悔する人は、値段を間違えた人ではありません。
「決め方」を間違えた人です。
だからここでは、“金額”ではなく、“設計”の話をします。
予算の決め方3ステップ
勢いでショーケースを見る前に、必ずやってほしいことがあります。
STEP1|“いま”の貯蓄を正確に把握する
感覚ではなく、数字で。
結婚式、新居、引っ越し、家具家電。
すべて洗い出したうえで「余力」を見る。
STEP2|“半年後の生活”を想像する
毎月の固定費、貯蓄目標、旅行やイベント。
指輪を買ったあとも、生活は続きます。
STEP3|“5年後の理想”から逆算する
住宅購入? 出産? キャリアチェンジ?
未来イベントの優先順位が、自然と予算上限を決めてくれます。
予算は「払える額」ではなく、
払っても不安が残らない額。
これが、私が現場で何度も見てきた“うまくいく決め方”です。
ローンはあり?なし?
これも本当によく聞かれます。
「分割って、無理してる感じがしますか?」
結論から言うと、絶対NGではありません。
でも、条件があります。
ローンOKのケース
- ボーナス払いを前提にしない
- 金利を理解している
- 毎月の支払いが家計の5%以内
逆に、「見栄」「周囲と比較」「今日だけ割引」
この3つが理由なら、私は止めます。
高い指輪は誇りになることもある。
でも、支払いがストレスになるなら本末転倒です。
未来設計から逆算する考え方
ここが、私が一番伝えたい部分です。
結婚指輪は単体で存在しません。
それは、家計・住まい・教育費・老後資金とつながっています。
国の統計でも、結婚後の支出増加や住宅取得費は大きな負担要素です。
(参考:総務省家計調査、国立社会保障・人口問題研究所)
だから私は、こう提案します。
「この指輪を買ったあと、貯金はいくら残る?」
「もし明日、収入が減ったら不安はない?」
少し現実的すぎますか?
でも、これを話せたカップルは強い。
結婚とは、
ロマンを守るために、現実を直視すること。
私はたくさんの夫婦を見てきました。
指輪の価格で揉めた夫婦より、
お金の話を避け続けた夫婦のほうが、ずっと苦しくなります。
結婚指輪は、浪費でも贅沢でもありません。
でも、未来設計を無視していいものでもない。
指輪の値段ではなく、決断の質を上げる。
それが、後悔しない結婚への第一歩です。
よくある質問|結婚指輪のお金のリアル
Q1. 結婚指輪の平均相場はいくら?
A. 多くの調査ではペアで25〜35万円前後が目安です。相場は安心材料で、正解は「ふたりの納得」です。
Q2. 結婚指輪は男性が払うべき?
A. “べき”はありません。折半・収入比率・共通口座など多様。大事なのは支払い方より、話し合って合意できることです。
Q3. 結婚指輪にお返しは必要?
A. 基本不要です。結婚指輪は交換する性質が強いので“お互い様”。気になるなら高額より「ありがとう」を形に。
Q4. 30万円は高い?
A. 家計と将来設計次第。買ったあとも笑って暮らせるか、貯蓄が崩れないかで判断を。
Q5. 安い指輪だと後悔する?
A. 価格だけでは後悔しません。比較や勢いで決めると後悔しやすい。素材・保証・サイズ直し等の実用面を確認して納得で選べばOK。
あわせて読みたい|結婚をもっと強くするために
結婚指輪の話は、入り口です。
ここから先の“本番”を整える記事を、用意しています。
婚約指輪のお返し問題はこちら
「半返しって本当に必要?」「時計が定番って本当?」
婚約指輪には、結婚指輪とは違う“贈答の文化”があります。
お返しをする・しないで揉める前に。
形式と本音、どちらを優先するか。
その答えを、実例と統計を交えて解説しています。
結婚前にすり合わせたいお金の価値観
貯金額は言えても、
「お金に対する不安」は言えていないカップルが多い。
収入・支出・借金・投資・親への援助。
ここを話さずに結婚すると、後で必ず表面化します。
結婚前に絶対してほしい5つの質問を、具体例つきで解説しています。
結婚後に揉めない家計管理の方法
共通口座? 別財布? 完全折半?
正解は一つではありません。
私が現場で見てきた“うまくいく家計ルール”には共通点があります。
それは、透明性と合意形成。
家計管理は、愛情管理でもあります。
結婚は、イベントではなくプロジェクト。
指輪・お金・家計。
どれも単独ではなく、すべてがつながっています。
ひとつずつ整えれば、未来はちゃんと強くなる。
その伴走を、私は本気でしています。
まとめ|結婚指輪は、価格ではなく「覚悟の形」

結婚指輪の値段を調べているとき、
本当は、指輪そのものよりも――
「これからの生活を、ちゃんと守れるだろうか」を見つめている人が多い気がします。
私自身も、結婚生活の中で価値観がぶつかり、別居危機の手前まで行ったことがあります。
そしてブライダルの現場では、成婚アドバイザーとして1,200人以上の選択を見届け、
夫婦問題の現場では「お金の話ができない」ことが、少しずつ愛情を削っていく瞬間も、何度も見てきました。
だから私は思うのです。
結婚指輪は、価格ではありません。
それは、ふたりが「これからも話す」と決めた、覚悟の形です。
相場は、頼っていい。
でも相場は、あなたを縛るための数字じゃない。
迷いをほどくための地図です。
忘れないでほしいこと
- 正解は相場ではなく、“ふたりの納得”
- 「誰が払うか」よりも、「どう話し合ったか」
- 高い・安いよりも、「買ったあとも笑えるか」
指輪を選ぶ時間は、案外短い。
でも、その指輪と一緒に暮らす時間は、きっと長い。
だから、最後にひとつだけ。
値段の話をして、ちょっと気まずくなってもいい。
むしろ、そこを越えたふたりは強いです。
その円が、あなたの未来を守りますように。
ふたりが迷った分だけ、ふたりは言葉を増やせる。
言葉が増えた分だけ、結婚は強くなる。
結婚はゴールじゃない。
物語が始まる場所です。
もし今あなたが、相場と気持ちの間で揺れているなら。
それは、未来を大切にしたい証拠です。
大丈夫。ちゃんと話せば、ちゃんと決まります。



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